・「住宅ローン特約による解除」に要注意!


あなたも注意しなければならない住宅ローン特約による解除とは、








住宅ローンを利用して不動産を購入したご経験があればご存知と思うのですが、不動産の「売買契約書」の中に「万が一住宅ローン審査が否承認となった場合は、本契約を白紙解約できるものとする。」という内容が書かれた条項が入っております。 ※文言は全く同じとは限りません。









簡単に内容を説明すると、売買契約はしたものの「万が一、購入希望者の住宅ローン審査が通らなかったら(承認されなかったら)今回の契約はなかったことにしてくださいね。契約は成立しなかったことにしてくださいね。という内容です。









この条文があることによって売主は、売買契約は成立していても購入者の住宅ローン審査承認の返答が出るまで本当に購入してもらえるのかはっきりしない期間が発生することになります。(約3週間程)










では住宅ローン審査承認の返答が出てから売買契約を結べばいいじゃないかと思われるかもしれませんが








住宅ローンの本審査を申し込む際に「売買契約書」の写しが必要な為、購入者が住宅ローンを利用する場合はどうしても逃れることのできない期間なのです。








ただこの住宅ローン特約があるからといっても契約は「契約」です。よく「仮契約」という言葉を発する方がおられますが、契約に「仮」はありません。すべて「本契約」です。売主であるあなたからキャンセルする場合は違約金が発生します。こちらも要注意です。










この「住宅ローン特約による解除」があることで何に注意すべきかというと、売買契約成立後すぐに具体的な引渡しの準備(引越し業者を決めたり、引越しの日時を決めたり、住み替え先の購入申し込みや賃貸の申し込みを行ったり等)を積極的に急いで行うのではなく、








住宅ローン本審査が正式に承認となってから行うようにしてください。









万が一、購入者の住宅ローン審査が否承認となった場合には、引っ越しのキャンセル料が発生したり賃貸の申込金が返ってこないという事態に陥りますので本当に注意してください。(私は昔、売主様にこのことをしっかりと伝えておらず、多大な迷惑を掛けてしまったことがあります。経験の浅い営業マンに当たってしまうとこのような失敗に巻き込まれる危険性もありますので要注意です。)









※住宅ローン審査には「事前審査」というものがあり、これには売買契約書は要らないので契約成立前にほとんどの方が審査を申し込まれ、その審査が承認となっていれば「本審査」も9割以上の確率で承認がおります。ただ万が一がありますので、引渡し準備は上記で書いたように本審査承認後にされるようにしてください。ちなみに私は9年間不動産の仕事に携わっているのですが、その9年の間に3件住宅ローン本審査が通らず契約解除になったことがあります。




特に購入者が「フラット35」などの特殊な住宅ローンを利用しようとしているときは要注意です。



posted by 春日YT2 at 23:44 | Comment(0) | 損をしない為の不動産仲介知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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